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今回は、8月23日にウクライナの首都キエフで開催予定の「クリミア・プラットフォーム」に関する、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣の発言についてです。
(※「クリミア・プラットフォーム」とは・・・ウクライナが主導して、クリミア半島をウクライナ政府の管理下に取り戻すために構築した新しい国際協力のフォーマット。公式サイトはこちら→https://crimea-platform.org/)
ラブロフ外相、「クリミアプラットフォームはいつもの魔女集会」
(8月13日付「国際生活」記事より)
セルゲイ・ラヴロフ外務大臣は、ウクライナで開かれる「クリミアプラットフォーム」では、欧米諸国が引き続き、キエフ政権の人種主義とファシズムを助長し続ける、との考えを表明した。
Facebook 上で直接放送を聞くことができる。
ラヴロフ外相は、「一週間後、いつもの魔女集会である『クリミアプラットフォーム』が開催される。欧米諸国はそこで、ウクライナ政府によるネオナチズム的、人種主義的風潮を助長することになるだろう」と語った。
ラヴロフ外相はまた、2014年も欧米諸国はウクライナにおける「あからさまな過激民族主義的・ネオナチ的クーデター」を誘発し、ロシアへの編入を決定した住民投票の結果を認めなかった、と指摘した。
(文/国際生活日本語版編集部)
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