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今回のテーマは、ロシアへの投資をすることで、取得できる「ゴールデン・ビザ」についてです。
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ロシアでも「ゴールデン・ビザ」が取得できる?!
(以下、ロシア連邦文化科学協力庁駐日代表部Facebookの投稿より抜粋)
今年4月、経済発展省のマキシム・レシェトニコフ局長が記者会見で、同省が作成した外国人投資家向けの「ゴールデン・ビザ」に関する法案を政府が承認すると語った、とRBC の特派員が報じました。
このイニシアチブは、ロシアでの「安定した」「質の高い生活を送る」移住者の増加を支援します。
この法案では、投資家とその親族の居住許可を取得するための条件が簡素化されます。
外国人の法的地位に関する法律の改正が提案され、政府が定めた基準に従って、外国人がロシアに投資する場合、一時的な居住許可を取得する段階を超えて、外国人およびその家族が居住許可を取得できるようになりました。
その対象になる外国人投資家の家族は、以下のとおりです。
(子供、子供の配偶者、親、両親の配偶者、祖父母、孫)
居住許可は、一般に、一時滞在許可に基づいて、少なくとも 1 年間ロシアに住んでいる外国人に対して発行されます。
居住許可を取得すると、ロシアの国内を自由に移動し、自由に出国して、再入国できるほか、ソーシャルサービスを利用することができます。
許可は無期限ですが、毎年確認が必要です。
この法案は、外国人を居住許可の取得を目的とする投資家に分類する基準を決めるための、政府の法令を必要とします。
経済発展省は2020 年11 月に、そのような基準の原案を作成しましたが、ビジネス部門や他の部門と引き続き議論しています。
外国人は、ロシアで不動産を購入するか、ロシアの企業に投資する場合、簡易的な方法で居住許可を取得できます。
法人への投資額は1500万ルーブル以上、不動産への投資の場合は、3000万ルーブル以上であることが必要です。
(文/ロシア連邦文化科学協力庁駐日代表部Facebookの投稿より 翻訳・構成/日ロドライブ編集部)
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