マトリョーシカを販売する「クルブニーカ」店主・
岡田晴美さんインタビュー
「ロシアは本当におもしろくて、かわいくて、飽きない国」

日本・ロシアに縁をもつ「人」にスポットを当て、その「人」を紹介、そして「人」を通じて、ロシアの魅力や日本とロシアの関わりなどを、車でドライブするような冒険心を持って発信していく「日ロドライブ」

第1回は香川県高松市内にある「クルブニーカ」というお店で、マトリョーシカを販売している岡田晴美さんにお話を伺いました。

マトリョーシカとはロシアの民芸品の人形です。
「クルブニーカ」とはロシア語で「いちご」の意味で、店主の岡田さんは根っからの「ロシア」好きとのこと。
そんな岡田さんから、マトリョーシカのお店を始めることになったきっかけやロシアの魅力など様々なことをお伺いしました。



(岡田さんは顔出しNGとのことで、今回はインタビューの雰囲気が伝わる写真のみになります。向かって右側が岡田さん)

--はじめまして!今日はよろしくお願いします!さっそくなんですが、ロシアに関心を持ったきっかけをお聞きしてもよろしいでしょうか?

実は取材は、お店のオープン以来、全てお断りしていたんです。極度の引っ込み思案なもので…(笑)よろしくお願いします。
ロシアに関心を持ったのは、まずは絵本のキャラクターやそのキャラクターが登場するアニメにはまったことがきっかけですね。
ロシア人の作家さんが書かれた絵本に登場する、チェブラーシカというキャラクターがいるんですが、これがとても可愛くて、私のハートをキャッチしたんです(笑)!
日本でもこのチェブラーシカのアニメは上映されていたんですよ。
ほかにも子どものころからロシアに関する図鑑を読んだりする中で、ロシアの宮殿なんかを見て、すごく憧れを持ったこともロシアに興味を持ったきっかけですね。
昔から、ヨーロッパのお城が好きだったということも、ロシアという国の雰囲気を好きになった理由の一つだと思います。



--ロシア好きの岡田さんが、マトリョーシカのお店を始めることになったのはなぜなんでしょうか?

ロシアが本当に大好きで、頻繁にロシアに行きたいという気持ちが、ずっと強かったんです。
さすがに結婚してからは、そんなに頻繁に海外旅行に行くわけにもいきませんよね(笑)
けど、「お店を作って、商品をロシアに買い付けに行く」という名目を作ってしまえば、その大義名分ができる!
そう思ったのが、マトリョーシカのお店を開くことになったきっかけです。
つまり、ロシアに行く口実が欲しかったんです(笑)
商品としてマトリョーシカを扱うことにしたのは、私自身、元々「カワイイもの」が大好きで、マトリョーシカの可愛さに惹かれたこともあるんですが、モスクワのお店や市場に行くと、ソ連時代のちょっとノスタルジックな可愛いものが満載のトキメキだらけで、これらの「カワイイもの」を日本でもぜひ知って欲しいと思ったことが理由ですね。
お店は、1年半ほど前に今の場所に移転してきたのですが、前の場所も含めると、かれこれ7年くらい続けています。
最初、お店を始めるときは両親から猛反対を受けたこともあって、半年くらいだけのつもりだったんですけどね(笑)
マトリョーシカの中には高価なものもあったりして、なかなか売れなかったりもするんですが、それでも、これまで大きな苦労なく、楽しくやってこれたと思います。



「クルブニーカ」の店内。大小さまざまなマトリョーシカがたくさん並ぶ)

--岡田さんが思うロシアの魅力について教えてください!

私は旅行が趣味で、海外にもよく行くんです。
これまではヨーロッパや中国なんかに遊びに行きました。
どの土地もすごく面白いくて、旅行自体はとても楽しめるんですが、海外旅行に行くと、あまり食べものが合わないのか、痩せてしまうことが多いんです。
けど、ロシアだけはそれが全然違って(笑)
とっても食べものが美味しくて、やみつきになりましたし、特にアイスクリームのような乳製品は、それはもう絶品でした!
乳製品は日本のものよりも、確実に美味しいと思います(笑)
ロシアの人は日本人よりもキノコが好きなのか、キノコを使った料理も多くて、それらも美味しいです。
ほかにも、ロシアの人たちって、無表情で愛想がないと思われがちだと思うんですが、それは最初だけなんです!
ロシア語で積極的に話しかけたりすると、とっても暖かい人柄で、後には家族のように親切に接してくれる人なんかもいるくらいです。
なので、私はロシアに行くと、絶対にロシア語で、積極的に店員さんや街の人に話しかけるようにしてますね。


(「クルブニーカ」の店内。かわいいロシア雑貨も多数並ぶ)

--岡田さんオススメのロシアのスポットはどこですか?

そうですねー、私が一番好きなスポットはモスクワですね!
ソ連時代のロシアには行ったことがないんですが、モスクワはどこかソ連時代のノスタルジックな雰囲気が感じられる場所なんですよ。
モスクワ市内の地下鉄は、美術館みたいで、地下鉄巡りをするだけでも、その美しさが感じられて、楽しめます。
宇宙好きの私には「宇宙飛行士記念博物館」も面白かったですね。
モスクワにある都市でマトリョーシカの有名な産地であるセルギエフ・ポサードもとても美しい町です。町にあるロシア正教会の建物については外観も中も一見の価値ありだと思います!
ロシア第二の都市サンクトペテルブルクももちろん好きです。
ここはヨーロッパの香りがする都市なんですが、中でもロシア帝国時代に建てられたエカテリーナ宮殿、エルミタージュ美術館などは特に見所のあるスポットだと思います。
それこそお城が好きな私にはピッタリの都市です(笑)

ちなみに、スポットとは少し違うんですが、バレエやサーカスを観に行くのもおすすめですね。
特に、私がおすすめしたいのは「ククラチョフ猫劇場」という猫のサーカスです。
このサーカスでは、一風変わったことに猫がサーカスの演目を行うんです。
たまに犬が登場したりもしますけど(笑)
猫たちがとても可愛くて、愛らしいんですよね。思えば、ロシアの人たちは猫好きの方が多い気がします。
実は私、ひょんなことから「ククラチョフ猫劇場」の関係者の方と知り合って仲良くなったこともあったりして。
数年前に大阪に公演に来るという話があって、私も行くつもりだったんですが、中止になったという知らせを聞いたときは悲しかったですね〜。また日本にも公演に来て欲しいです。
うーん、まだまだ、おススメのスポットや魅力はあるんですが、たくさんありすぎて言いきれないですねー(笑)



--最後に「クルブニーカ」で扱っている今イチオシのマトリョーシカを教えていただければ!

ロシアと言えば、プーチン大統領を思い浮かべる方も多いと思うんですが、おススメするのは、ソ連時代の最高指導者たちとロシアの大統領を模したマトリョーシカたちです。

(岡田さんオススメのマトリョーシカたち。向かって左側から
レーニン最高指導者、スターリン最高指導者、フルシチョフ最高指導者、エリッィン大統領、プーチン大統領 )

大きな方からレーニン最高指導者、スターリン最高指導者、フルシチョフ最高指導者、エリッィン大統領、プーチン大統領です。
なんとなく、それぞれ味があって、特徴を捉えていますよね(笑)。
そのほかにも、色んな面白いマトリョーシカやソ連時代の可愛いバッジなどの雑貨(私の好みではありますが)もあるので、ぜひ気軽に見に来てください。


--岡田さん、インタビューさせていただいて、本当にありがとうございました。岡田さんのロシア愛がとても伝わってきて、すごく楽しかったです!





岡田さんの経営されているマトリョーシカやロシア雑貨販売のお店「クルブニーカ」の情報はこちら

店名:クルブニーカ
住所:香川県高松市御坊町1-3
営業時間:火、水、金曜日の11:30〜18:00まで。土曜日のみ12:30〜18:00(※岡田さんがロシアに仕入れに行くなどの理由で開いてないこともあるのでご注意ください)
HP: http://darkeyes.sp.land.to/indexklubnika.html
instagram:@kurubunika

(「クルブニーカ」の外観)




(インタビュアー/中西めぐみ)