Greeting

- 代表挨拶 -

初めまして、「一般社団法人 日ロ文化交流推進協会」の代表及びこのメディア「日ロドライブ」の編集長を務めさせていただいている山地英明と申します。

突然ではありますが、ロシアというと、わりと遠い国というイメージがあると思うんですが、実は日本から3時間ほどで行けてしまうのをご存知ですか? ロシアの中でもウラジオストクなどの極東の都市などであれば、日本からは飛行機で片道3時間程度で訪れることができ、さくっと観光を楽しめてしまうんです。

私が思うに、ロシアという国について、世間一般から見ても、また個人的にも「言われてみれば近いけれど、なんだか遠い国」という印象を感じている人が多いのではないかと思っており、中国や韓国、そのほか東南アジアの国々に比べて、一般的に馴染みの薄い国としても思われているように感じています。 これは観光の候補地としてもそうですし、メディアなどにおける露出量、日本在住のロシア人、あるいはロシア在住の日本人の数などにも表れているかと思います。

たしかにロシアといえば、その文化やロシア人の見た目などから、ヨーロッパに属する国であると感じられる方が多いと思うのですが、実のところ面積だけでいえば、総面積の内77%がアジアに位置しており、地下資源のほとんどは同地域にあるほか、ロシアは多民族国家であるがゆえに、タタール人をはじめとして、アジアに起源を持つ民族が多く住んでいることもあり、そうした点において、アジアとの縁も深い国なのです。 今後、この「言われてみれば近いけど、なんだか遠い国」という認識における物理的、心理的な「距離感」というのが、一種のキーポイントになってくるのではないでしょうか。

こうしたことを踏まえると、私は、日本にとって「近くて遠い国」に感じられるロシアとの交流には文化交流のほか、経済的な結び付きの強化なども含め、様々な分野において、まだまだ多くの可能性が秘められていると感じています。 当団体では、日本の文化をロシアに紹介するのはもちろんのこと、ロシアの文化を日本にも紹介し、お互いがお互いの文化を取り入れ、発展し、新たな発想を生み出していけるような仕組み作りを行っていくような交流を進めていくことができればと考えています。 日本とロシアは人口が同規模であることもあって、これからの社会を考える上でロシアから学べることも数多くあるのではないかとも思っています。

文化を繋げることによる新しい発想として、一例ではありますが、現在、日本は人口減少型の社会で、それは今後加速していくとの研究報告が各所でなされており、そうなると今後、日本社会はこれまで以上に都市集中型の社会になることが予測されます。 これは日本社会のみならず、ほかの先進諸国などにも言えることで、持続可能な開発目標を掲げるSDGsにおいても、この都市集中型社会の到来について触れられており、2030年までに達成すべき17の目標の内の一つとして「住み続けられるまちづくり」が挙げられています。

こうした社会を迎える上で、例えば、ロシアの文化の一つである※「ダーチャ」を利用したデュアルライフの発想を取り入れていくことができれば、地域の過疎化、空白化の防止にも繋がるのではないでしょうか。
※「ダーチャ」:多くのロシア人が郊外において所有している菜園付きセカンドハウス。

このように「文化」と「文化」を繋げるような交流を行なっていく上で、最も大事になってくるのは、「文化」を営む主体が「人」である以上、「人」と「人」との交流や心の結びつきであると考えていますので、当団体は日ロドライブという、ロシアと日本の交流に携わる「人」を紹介するメディア運営をしながら、様々な交流イベントを新しい発想などを取り入れながら行っていきたいと考えています。

「日本一小さい県(香川県)」から「世界一大きな国(ロシア)へ。
「一般社団法人 日ロ文化交流推進協会」、「日ロドライブ」ともども、何卒よろしくお願い致します。

一般社団法人 日ロ文化交流推進協会
代表 山地英明